「夢をかなえる人の手帳術」by藤沢優月

残念ながら、それほど有益ではなかった。

その中で、読んでよかった部分は、「しなければならないこと」よりも「ほんとうにしたいこと」を優先させようというくだり。


「仕事に支障をきたさないならフラワーアレンジメントを始めよう」「ちゃんと稼げるようになったら演劇の学校に行こう」ではいつまでたっても夢は実現しない。自分自身のためにささげる時間を優先的に確保しよう。


そして、本当に自分のしたいことは何かを見極めよう。キャリアアップのために、時間を費やして資格を取ったのに満足できないというう場合、ほんとにしたかったことは資格を取ることではなかったのかもしれない。ほしかったものは、資格を取って人から認められることや自分は有能であるという満足感だったのかもしれない。自分の「ほんとうにしたいこと」と「したほうがためになるであろうこと」をきちんと見極めるほうが時間を有効に使うことができる。


夢をかなえる人の手帳術

夢をかなえる人の手帳術